1950-12-05 第9回国会 参議院 予算委員会 第7号
ぱいどうなるかということは神様でなくてはわかりませんが恐らく上昇して来る、國際価格が相当に上つて来るということになれば、貿易面から見た鋼鉄の輸出或いは鋼鉄を主原料とする製品等については、ややしのぎ得るのじやなかろうか、そうなれば一つむしろこの際他の面に行くということが問題でありまして、そこで私ども及び通産大臣は強く主張いたしておつたのでありますが、万一の場合そういう情勢にならずに、余りに國際価格と國内価格
ぱいどうなるかということは神様でなくてはわかりませんが恐らく上昇して来る、國際価格が相当に上つて来るということになれば、貿易面から見た鋼鉄の輸出或いは鋼鉄を主原料とする製品等については、ややしのぎ得るのじやなかろうか、そうなれば一つむしろこの際他の面に行くということが問題でありまして、そこで私ども及び通産大臣は強く主張いたしておつたのでありますが、万一の場合そういう情勢にならずに、余りに國際価格と國内価格
従つて私はここでお尋ねしたいと思うのでありますが、鉄鋼審議会では製鉄設備の近代化のために四百二十五億か何かの資金を必要だということの答申をしているように思うのでありますが、こういう資金に対して私は、つい最近まで非常に、日本の基礎産業でありますけれども、鉱石も輸入しなければならないし、粘結炭も輸入するということで、生産條件が惡かつたので、従つて國際価格に比べると、國内価格のほうが高かつたのが、今世界的
最近の各國の貿易のやりかたを見ますと、やはり國内価格よりも相当高い価格で売つておる。併しそれにつきましても、やはり自國の経済ということを考えながらやつておるので、只今のところそう心配するほどじやないと考えております。
又アメリカの小麦を中心とするかと言えば、アメリカの小麦には政府によつて相当に価格が統制せられている、そうして日本が仮に國際小麦協定に入りました場合のことを想定して、先般ドイツでやりましたように國際協定価格の小麦の最低値段をとつてそれに國内価格を鞘寄せするという措置をとれば一応理屈は立つわけでありまするが、然らばその麦の値段に対して米を幾らにするかということは戰前の市価へ戻すかどうかということにおいて
これが百八十二ということになりますと、その関係におきまして國内価格が上つて参りますから、その補給金が減るわけであります。